2006年06月27日

Google Earthコワスギ(;´Д`)

どうも、さぼり魔ブラックです(;´Д`)スマン

突然ですが、GoogleEarthをご存じですか?
PC内にバーチャルな地球儀を作って、世界中のどこでも自由に見ることができるってソフトです。
地表面の情報としては、衛星画像を使用しており、そこら辺の(ラスター)地図を見るのとは違った感覚で楽しめ、かつ地理情報と併せてユーザーが持っている情報に位置情報を持たせて管理できる(有料)というものです。
世界中の全ての情報をインデックス化することを目的としているGoogleは、このソフトで全世界に衝撃を与えました。
「衝撃って言っても、新作映画で全米が震撼したぐらいのもんでしょ」なんて言っているアナタ。そんなもんじゃありません。

なんでこんな話を突然振ったかと申しますと、フランス政府が、国を挙げてGoogleEarthに対抗するなんて言ったからなんです。
フランス政府がどの程度のものを対抗というつもりなのか……。
問題なのは、このことが世界中の人々にとって由々しき事態になるかもしれないのです。

最近GoogleはGoogleEarthのβ4を公開しました。
実際に見てみると分かるのですが、前バージョンと比較しても世界の都市域のうち、かなりの領域が高解像度の衛星画像となりました。日本のそれなりの都市に住んでいる方なら、きっと自宅がはっきりと見ることができるでしょう。
GogleEarthでは北朝鮮の平壌を始め、微妙な地域……核施設のある寧辺や、テポドン発射基地がある蘆洞まではっきりと見えます。
これらの詳細な画像が見れる地域を見たときに表示されるコピーライト表記を見ると、「DigitalGlobe」とあるので、同社のQuickBird衛星の画像を使用しているものと思われます。分解能(1ピクセルで表される実際の大きさ)は最大61cm、つまりはズームアップしていけば、マンホールのフタ程度なら辛うじて分かるレベルの詳細さということになります。
ここまで詳細な情報がフリーの情報として、Webで見れるようになるということは、今まではごく限られた機関以外には知ることのできなかった情報が簡単に誰にでも手に入るようになったということを意味します。
これって、怖くないですか?
余談ですが、06年6月現在、米国政府が海外輸出規制をかける衛星画像の情報レベルは分解能50cm以上と言われています。それにかなり近いレベルの画像をGoogleEarthは提供していることになります。

GoogleEarthをGoogleが発表したときに、テロに利用されるなどといった議論が巻き起こったことがありました。一応ホワイトハウスなどの一部領域はモザイクをかけるという手段で法的な問題はクリアしたものの、それで全て済む話ではありません。
もっとも、GoogleEarthには諜報活動的利用には向いていない欠点があって、それは単に画像の情報が古いことでした。
確かに、QuickBirdの撮影能力(一度の撮影で撮影できる領域がかなり狭い)を考えても、新しい画像にバンバン更新していくということは不可能です。
必然的に情報は古くなっていくのです。

だいぶ遠回りしましたが、フランスの対抗サイトの話に戻ります。
何が問題なのかというと、GoogleEarthとは別のソースの衛星画像情報を使うことによって、より新しいデータが手に入る(=悪用の危険が高まる)ということなのです。
フランス政府は間接的にですが、地球観測衛星を打ち上げ・利用しており、これらもまた高分解能の衛星になります。(現在のSPOT衛星は最大2.5mだが、次期衛星は0.7m)これらを利用する可能性は高いでしょう。
ああ、困った……orz
posted by レッド at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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